コラム

こんにちは。しまこです。
みなさんはAdobe XDを使用するときプラグインを利用していますか？
Adobe XDには標準機能を拡張する『プラグイン』という仕組みがあります。
プラグインを利用すれば、XDをより自分好みの作業環境にカスタマイズでき、作業効率をアップさせることが出来ます。

XDプラグインとは

そもそもプラグインとは、アプリケーションの機能を拡張するプログラムのことを言います。
プラグインを使用することで、標準にない機能が使えるようになります。
XDプラグインを使うことで、時間短縮・作業の精度向上が期待できます。
プラグインの種類は豊富にあるので、自分に合ったプラグインを見つけてより使いやすくカスタマイズしてみましょう。

Adobe XDプラグインのインストール方法

1.Adobe XD内のプラグインパネルから直接インストール

XDを起動したら、メニューバーにある「プラグイン」から「プラグインを参照」をクリック。
希望のプラグインを検索し「インストール」をクリックします。

2.Web上からダウンロードしたものをインストール

プラグインにはWebブラウザ上で直接ダウンロードできるものもあります。
ただし、XDに登録されていないプラグインであるため、インストールと利用は内容を慎重に確認の上、自己責任でインストールしてください。

XD操作性向上プラグイン

Resize Artboard to Fit Content

アートボードのサイズをオブジェクトに合わせリサイズしてくれるプラグインです。
縦方向のリサイズが頻繁に発生するときに非常に便利です。
アートボードを選択したら、プラグインを実行するだけ。操作も簡単です。
Webページのデザインのように、アートボードを縦に伸ばして作業する時にはとてもおすすめです。

Artboard Plus

Artboard Plusはアートボードに関連した操作を効率化します。
・配置したアートボードを等間隔に配置
・選択したオブジェクトのサイズのアートボードを作成
・レイヤーの順番を入れ替え
ページ数が増えたときに便利なプラグインです。
アートボード名の前に01〜など数字を入力しておくと、その数字順に並べ変えてくれます。

Rename It

複数選択したレイヤーの名前を一括で変更することができるプラグインです。
指定した名前を入力できるだけでなく、連番をつける・幅や高さの数値を含めるといった操作も可能です。
“KEYWORDS”からレイヤーの幅・高さ、割り振り番号やアルファベットなどを選択することも。命名規則があるときに使えます。

Unsplash Random Image

Unsplash Random ImageはUnsplashの画像を挿入することができます。（https://unsplash.com/）。
ダミー画像を入れ込みたいときに便利です。

Icons 4 Design

5,000種類以上のアイコンをXD上で簡単に検索ができます。
ブラウザ上でアイコンを探してダウンロードして挿入するという手間が省け、時間短縮になります。
レイアウトされたアイコンはパスデータになっており、色やサイズなどの変更も可能です。
検索できるワードは英語のみとなっているので、よく使う単語を覚えておくと便利です。

UnDraw

シンプル使いやすいイラスト素材が豊富にあります。
全ての素材が無料でダウンロードすることができます。
Un Drawは、ビジネス系に特化した無料イラスト配布サイトで、こちらはそのXD版になっています。
特定のパーツの色を変更することも可能です。

Remove Decimal Numbers

小数点になっているオブジェクトを整数に変えてくれるプラグインです。
編集中気づかないうちに少数点が現れてしまっても、ワンクリックで整数に修正してくれます。

Trimit

テキストエリアの範囲に合わせて自動でテキストエリアの幅を調整する事ができるプラグインです。
余計なテキストエリアの余白を消すことができ、足りない分のテキストの余白を補ってくれます。

Tategaki

縦書きテキストを作成できるプラグインです。
XDにはPhotoshopのように縦書きテキスト挿入がデフォルトにないので縦書きが必要な時はこのプラグインを使用します。
1文字1文字を改行して縦書きのように見せているので、複数行の長文に向かず、句読点や伸ばし棒は横書きのままとなってしまうので注意が必要です。