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2022.03.30Web制作
売上向上や顧客獲得のためにLP制作や広告など様々な施策を試されていると思います。確かにLPを作れば売上がアップする可能性はあります。しかし、継続的に売上向上・顧客獲得を目指すのであれば、常に改善し続ける必要があります。今回は継続した売上UPや顧客獲得に向けた改善方法をご紹介します。
LPに限ったことではありませんが、コーポレートサイトやECサイトなど、どんなに調子が良くても同じものを使い続けると結果が落ちてしまうケースが多いです。また、公開してみないと反響の度合いはわかりません。つまり、公開や広告スタートしてからが本番といっても過言ではありません。公開後はアクセス解析などをもとに分析を行い、定期的に改善し続ける必要があります。
何度も改善したのに結果が得られないという可能性もあります。お問い合わせや購入に至る過程において様々な要因に左右され、デザインなどが問題でない可能性もあり、総合的に分析する必要があります。改善が失敗する要因として「間違ったやりかた」「スピード」などが考えられます。
一度に複数の箇所をしてしまい、どの改善で良くなったのか結果が悪くなったのかが不明確になってしまいます。より正確なデータを得るためには一定数のアクセスやお問い合わせ・購入などのデータが必要になります。また、ある程度の結果がない場合は改善ではなかなか結果に繋がりにくいケースがありますので、ターゲットや方向性など踏まえて全体的に考え直す必要があります。
LPの改善においてスピードは大きなポイントになります。分析から改善までの時間が長引いてしまいますと、時間とともに広告費だけがかさみ、無駄に出費だけがかかるということになりかねません。そのためPDCAを素早く回し続けることが売上向上や顧客獲得のための鍵になります。
実際に改善方法として、一般的に行われる手法をご紹介いたします。
まず現状の問題点を把握するためヒートマップ分析を行います。ヒートマップとはデータを可視化するために、行列型の数字データの強弱を色で視覚化する方法です。解析においてのヒートマップの仕組みは、マウスの動きを追跡し、そのマウスのログからヒートマップを作り出しています。ヒートマップでユーザーの動きを可視化することにより、いい点と悪い点を抽出して、改善するための施策を行います。ヒートマップによる分析と改善は継続的に行うことが重要です。
次に、ヒートマップによる可視化だけでは把握できない、目視によるチェックを行います。目視によるチェックは担当者の概念に左右されることもあるため、LP改善の際に意識して見るべきポイントを抑えて置く必要があります。ターゲットにあった訴求ポイントを抑えているか、お問い合わせや購入ボタンの色や配置、表現や言い回し、購入意欲を書いた輝構成になっているかなどを意識してチェックすることが重要です。
また、離脱率を下げたい・お問い合わせや購入率の低さが問題の場合はABテストが有効な可能性もあります。ABテストとは、特定の要素を変更したAパターン、Bパターンを作成し、ランダムにユーザーに表示し、それぞれの成果を比較することで、より高い成果を得られるパターンを見つけることができます。「A/B」テストという名前ではありますが、もちろん3パターン以上でテストすることもあります。
継続的に売上向上・顧客獲得を目指す改善方法をご紹介させて頂きました。公開後改善されている方などこの機会に一度見直してみては如何でしょうか。思いもよらなかった改善点がみつかるかも知れません。また、LP改善に興味が湧いたという方は是非一度ご連絡ください。