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2020.04.07Web制作
ホームページを訪れた訪問者が最初に見るファーストビュー。その為WEBサイトの成否を分けるのは、「ファーストビューでほぼ決まる」と言っても過言ではありません。検索エンジンなどから訪れた人がそのサイトを閲覧するかを判断するのは、たったの3秒だと言われているからです。
今回はファーストビューを改善するポイントを解説します。
ブラウザーでホームページを表示したときにスクロールせずに見える範囲を指し、閲覧者のPC・タブレット・スマホなどを含めデバイスや画面の解像度や大きさなどによって領域が変化します。
ホームページにおいて、ファーストビューは閲覧者が滞在するか離脱するかに大きく影響するエリアになり、ホームページ制作の際に特に注力されます。
また、ファーストビューに閲覧者の目を引く大きな写真やイラストを使用することが多く、そういった画像をメインビジュアルと呼びます。
ヒートマップやアイトラッキングツールなどで、閲覧者がどのような視点でファーストビューを捉えるのかを分析することも可能ですので、そういったツールを活用することでホームページの離脱者の対策を行う事が可能です。
一般的にファーストビューでページを離れてしまう訪問者の割合はコーポレートサイトで40~60%、ランディングページで70%~90%という説もあり、ファーストビューで伝えたいメッセージを効果的に伝えることが出来るかがポイントになります。
その為に「ターゲットは誰なのか」「伝えたいメッセージは何なのか」「ターゲットにメッセージを伝えるためにどのように表現するか」が重要となります。
ターゲットの性別や年齢層からターゲットが求める情報や印象を考え、キャッチコピーや使用するデザインの方向性を決定します。
訪問者は何か問題があってホームページを訪れます。ターゲットが抱える問題が解決できるメッセージを簡潔に入れることで「求めている情報があるか?」という不安を回避することが出来ます。
ビジュアルは文章よりも短時間で多くの情報が伝えることが可能です。トップページでは、メインビジュアルと呼ばれる大きな画像を配置するサイトが多くあります。
メインビジュアルに使用する画像は「ターゲット」「伝えたいメッセージ」の両方のイメージから外れない画像を選定することでより伝わりやすくなります。
ファーストビューには、閲覧者に取って欲しい行動をするためのリンクを配置します。
例えば、お問い合わせをして欲しい場合は「資料請求」「お問い合わせ」「電話番号」などを配置し、ページを読み進めて欲しい場合はスクロールを促すボタンを配置したり、コンテンツの一部が表示されるよう配置します。ただ、取って欲しい行動は複数設けずに、出来るだけ1にすることが大切です。
ファーストビューは訪問者がそのページに滞在するかを判断する重要なものになります。ホームページに改善の余地があった場合は、ぜひ参考にしてください。