COLUMN
COLUMN
2021.02.01テクノロジー
何かということと、他の方法についてご紹介させて頂きます。
フルスクラッチとは、システム構築においてシステムを全てゼロから独自で構築することです。
既存のプログラムやソフトウェアを流用せずに、まっさらの状態から開発を進めます。
ですので、このシステム実現するには、当然高い技術力が求められます。
また、インフラやサーバーも自社で用意し、運用の管理もインハウスでおこなっていきます。
近年、フルスクラッチでの制作は減少傾向にあります。
安価で、豊富な機能をもつプラットフォームが市場にでて、0から莫大な費用と労力をかけるより手軽に始められるものを選ぶ方がコストパフォーマンスにも良いためです。
では、フルスクラッチは他サービスと比べ、具体的にどのような違いがあるのでしょうか?
ネットショップで買い物をする際、届け先として住所や連絡先、決済情報などを入力しますよね。翻せばショップの運営側は、顧客のそうした個人情報をサイト内に蓄積することになります。
当然適切に管理する必要が生じますので、ネットショップ運営ではセキュリティの安全性にはとく重要な項目のひとつです。万が一情報が流出となった場合、企業のの信用問題にかかわります。
フルスクラッチはカスタマイズ性に広く対応できます。
技術や費用さえあれば、サイトで実現したい要件を全て満たすことも可能です。
他社と差別化のために、独自の機能を備えたサイトを作りたいのであれば、フルスクラッチがマッチしています。
ですがオープンソースやパッケージでも、カスタマイズができないわけではありません。
フルスクラッチのメリットをまとめました。
デザインと機能共に、自由度が高くほとんどが実現が可能。
自社のブランド力のPRや、サイトのターゲットにあわせた機能を追求するのであれば、フルスクラッチが最も適しています。
デザインやシステムを自社で管理しているので、スムーズな対応が可能です。
不具合やトラブルが発生した時の対応や、システムのアップデートも、自社のタイミングで行なえます。
また、売上につながるための機能などもすぐに導入することも可能です。
フルスクラッチのデメリットをまとめました。
導入時の初期費用は当然高く、ランニングコストも月額でかなりの費用がかかります。
資金が豊富で、売上もが見込めていない限り、フルスクラッチでのサイト構築やめたほうが無難でしょう。
システムを0からつくっていくので、当然高度な技術力が必要とされます。
システム、セキュリティ面など、あらゆる知識もった人材の雇用の維持が必要になります。
フルスクラッチは、ゼロベースでの開発のため、必要な機能をスムーズに導入できることがメリットです。
一方で、開発や運用に費用の負担が大きいのも事実で、納品までの期間も長くなります。
必要な機能があるのなら、フルスクラッチにする必要はありません。既存のプラットフォームシステムを使用すると良いでしょう。