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2020.09.09テクノロジー
こんにちは。しまこです。
最近、5Gという言葉を耳にする機会が増えてきましたね。
次世代のモバイル通信として注目を集めています。
今回は、5Gとは何なのか?メリットデメリットなど簡単にご紹介いたします。
5Gとは「5th Generation」の略称であり、「第5世代移動通信システム」を意味します。
5Gが始まると今よりタイムラグがなくなり、多くの通信ができ、身の回りのあらゆる端末がインターネットにつなげられるようになります。
このあらゆる端末にインターネットを通して通信が可能になることを「IoT」(Internet of Things)と呼び、5Gの普及の恩恵を大きく受けられる要素の一つとされています。
1980年代には1Gが普及しました。1Gは、音声を電波に乗る信号に変換して通信するアナログ方式です。
そのため、機能は音声通話のみでした。通信品質や通信距離にも課題があったため、デジタル方式の技術開発が進みました。
1990年代には2Gが普及。メールの利用やインターネット回線への接続が可能になりました。
2000年代には3Gが普及し、2Gでは2.4kbps~28.8kbpsだった通信速度が384kbps~14Mbpsまで大幅に向上しました。
日本の携帯電話を海外でも使えるようになったのはこの頃です。
スマートフォンの利用者数が激増した2010年代。
現在も主に利用されている通信速度50Mbps~1Gbpsの4Gです。
モバイルゲームや動画など大容量コンテンツを楽しめるようになりました。
5Gの通信速度は4Gの20倍、同時接続数は4Gの10倍、遅延速度は10分の1となります。4Gから5Gに変わることで、10倍以上の効果が期待できるのです。
■通信速度の高速化
5Gの1つ目の特徴は、通信速度がより高速化することです。
実施されることで、従来の通信速度とは比べ物にならないほど高速化します。
■同時接続
5Gの2つ目の特徴は、同時接続できる端末数が増えること。
5Gが実施されると1つの基地局あたり約2万台、1平方kmあたり100万台以上の同時接続が可能となります。
■超低遅延
5Gの3つ目の特徴は、超低遅延の実現です。
超低遅延が実現されることで、ネットを利用する際のタイムラグが発生しなくなります。
リアルタイムに遠隔地のロボット等を操作・制御が可能になるのです。
5Gが実現されることでインターネットに接続する機器が増え、これまでよりもインターネットと接続する機会が増えることが予想されます。
全てのデバイスがつながることで、一つのデバイスに侵入された場合、そこからより多くの情報が盗み出されてしまいます。
社会のインフラなどの管理まで行うようになった場合、セキュリティが守られないと壊滅的な損害を被ることも考えらるでしょう。
5Gが普及することで、今までの通信速度では不可能だったことが可能になる未来が見えてきました。
これから世界にどんな変化が訪れるのか、どんなテクノロジーが生まれるのか、非常に楽しみですね。