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2020.07.02テクノロジー

Adobeのスマホアプリ『Photoshop Camera』を使ってみた

mew
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Photoshopはご存知のとおり、プロが写真のフィルターやレタッチなどの加工を行う際に使用するAdobe社が手掛けるソフトです。近年Adobe社では、スマホで手軽に使えるアプリの開発を加速させています。

SNS映えする写真が簡単に撮れる!『Photoshop Camera』とは?

Photoshop Cameraとは、Adobe社が独自に開発するAI技術「Adobe Sensei」を活用しながら、スマホで撮影した写真に、素速くPhotoshopで加工を施したような、美しくアーティスティックな静止画像が記録できるアプリです。

プロ向けのクリエイティブツールであるPhotoshopのアプリとなれば使い方が難しそうにも思えますが、このアプリはAIが自動的に補助をしているので驚くほど簡単に操作でき、もちろん専門的な知識を必要としません。

『Photoshop Camera』の使い方

アプリを選択するとカメラの状態から立ち上がります。
まず、アプリ内に何種類かある「レンズフィルター」という写真加工のフィルターを選択。あとは被写体にカメラを向けて撮影するだけで、Photoshopで手間をかけた美肌補正や、SNS映えしそうな派手な装飾背景などが瞬時に加えられます。また、スマホに保存されている写真であれば、同じように加工することが可能です。

試しに『Photoshop Camera』を使用してみました。

元画像
▲元画像

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▲レンズフィルター「風景」使用

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▲レンズフィルター「アートフル」使用

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▲風景のレンズフィルターだけでも、7種類ものバリエーションがあります。スワイプして見て、好みに合ったものを選べます。

これだけ簡単な手順でいろいろなことができるのは、「Adobe Sensei」というAI技術とマシンラーニングを組み合わせたテクノロジーにより、最適なフィルター・エフェクトを判断してくれるからです。そのおかげで全て自動で合成・加工ができるようになっています。もちろん、自分でレンズフィルターの種類を変えることも可能で、そのレンズフィルターも著名なアーティストやインフルエンサーが考案したものなど80種類近く揃っています。これらがすべて無料で利用できるのは嬉しいところ。ただし、iOSでは比較的使えますが、Androidは使える機種が限られるので注意が必要です。

本当に簡単な操作で、撮った写真をきれいに加工できるので、例えば自社でホームページのお知らせやコラムを更新している方、ネットショップの商品登録を自社で行っている方などは、写真撮影する際にぜひ試してみてほしいと思います。

レンズクリエイターになれる

一般ユーザーが「レンズクリエーター」として、自身で作成したオリジナルのレンズを公開して、アプリのライブラリから配信もできます。普段からAdobeを使いこなしているデザイナーは、Photoshopを使って自分なりのレンズフィルターを作ることができるので、選考があるものの、アーティストになれるチャンスもあります。

無料でユーザーに提供できるPhotoshop Cameraアプリを多くの人が利用し、アドビの他のスマホ向けアプリとも連携しながら「できること」を拡大していくことで、大きなプラットフォームへと発展してほしいと思います。
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