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2017.02.21テクノロジー
最近よく目にする「IoT」って一体何のことか、正直よく分からない!そんな方も多いのでは?(かく言う私もその一人でした…)そんな方のためにまずは「IoT」について簡単にご説明いたします。
「IoT」とは「Internet of Thing」の略で「Thing(モノ)」にセンサーが組み込まれ、「Internet(インターネット)」に直接つながり通信できる仕組み、のことです。
…まだまだややこしいですかね?もっと簡単に言うと、センサーの付いたモノが自動でネットにつながり、ネットで受けた命令通りにモノがアクションを起こす仕組み、のことです。
例えば…
■ 家の鍵にセンサーが組み込まれ、外出後に施錠がされていなければお知らせしてくれ、スマホなどで施錠の命令を出せば勝手に施錠してくれる
■ ポットにセンサーが組み込まれ、実家などで一人暮らしをしている高齢者がポットを使うと、離れた場所にいる家族にお知らせが届く
などなど…ちなみに上記はすでに実用化されている事例です。
「IoT」についてなんとなくご理解いただけたでしょうか?まあとにかく便利そうなステキ技術ということですね!(雑
このたび大手通信会社のKDDIがIoT技術を用いてトイレの空き状況などをスマホで確認できるサービスを始めることになりました。
このサービスでは、トイレの扉に設置されたセンサーからトイレの空き状況が発信され、スマホやパソコンから確認ができるほか、滞在時間が長くなると管理者に連絡が届きトイレでの長時間休憩を防止。
また専用のバルブを付けることで滞在時間に応じて水量を調整して節水してくれるそうです。
大きなビルに入っている社員数の多い会社では、決まった時間帯にトイレが混雑していて業務の妨げになっている、という声も多く、このサービスがオフィスの効率化につながるのではないかと期待されているようです。
確かにトイレの待ち時間で業務時間が削られるというのは好ましくない状況ですので、そういったことでお悩みのオフィスでは大いに活躍しそうな技術ではありますが…
私は正直「トイレくらいほっといてくれ!!」と思ってしまいました(笑)
しかも滞在時間に応じて水量を調節って!(笑)そんな空気読まないで(笑)
お昼過ぎには仮眠を取らないと午後からの仕事の能率が落ちる(これは人間という生物にとって当然の現象)、でも会社で仮眠は認められていないのでトイレの個室で1~10分ほど仮眠を取る習慣のある人も、トイレが長い!!と管理者からお叱りを受けてしまうのでしょうか…
IoTの発展は私たちの生活をより便利で豊かなものにしてくれることは間違いありませんが、ひとまずトイレくらいは放っておいて頂きたいと思う今日この頃です。