COLUMN
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2020.09.15Webマーケティング
こんにちは。
行動心理学大好きみつまるです。まだまだあります。Webサイトにおいて活用できそうな「行動心理学」をご紹介する第3弾です。
スノッブ効果とは、他者の購入量が少なくなるほど、購買心理は高まることをいいます。みなさんも「他人とは違ったものが欲しい」と思うことは少なくないかと思います。ありふれたものや一般的なものは欲しくなくなり、希少な品物は欲しくなります。WEB上のキャンペーン広告などでよく目を引く、「期間限定」「数量限定」といった言葉もこのスノッブ効果を利用したものです。
スノッブ効果とよく似た「ヴェブレン効果」とは、高額なものに対して購買意欲が高まる現象のことを言います。「商品を安く買いたい」という一般的なニーズに対して、逆に商品・サービスが高額になればなるほど、需要が高まることを指します。ブランド品を求める人の心理もこの「ヴェブレン効果」の一つと言えます。価格は高いが、性能や希少価値を訴えるようなキャッチコピーで広告戦略を立てていくことが、購買意欲を高める策になりえるでしょう。
人は、矛盾する考えや行為を同時に抱えることで、不安定な状態に陥ります。このことを「認知的不協和」と言います。
「食べたいけど、太りたくない。」「運動は嫌いだけど、痩せたい」など2つの矛盾した悩みを抱えている万年ダイエッターはたくさんいるかと思います。このような「認知的不協和」な状態のユーザーに対して、「食べて痩せる!」「運動なしでメタボ解消!」などのキャッチコピーを用いることで、強い興味をもたせることができます。
「同調現象」とは、読んで字のごとく、同調して、ついつい周りの意見に合わせてしまうという心理です。
周りの人と同じことをすることで安心し、逆に周りが言っていることとは異なる意見に対して、違和感を抱いてしまう現象の事のことをいいます。
多くのユーザーが選んでいることを示すデータや、キャッチコピーで「周りはみんなやっている」ことを強調すればユーザーは動いてくれます。「30代男性の9割が愛用している!」や「4週連続売り上げナンバーワン!」などの強調したコピーはよく目にしますね。