COLUMN
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2019.08.09Webマーケティング
オンラインショップで買い物をするのが当たり前の時代になりました。
私も、外に買い物に行くよりもインターネットで物を買う方が多いです。
注文した当日に届き、しかも送料無料、なんてこともあり、非常に便利で助かっています。
そんな便利なオンラインショップですが、必要ない物まで買ってしまった、ショップの画面に誘導されるがまま余計な手数料を支払ってしまった、などという経験はないでしょうか?
そのような経験がある人は、「ダークパターン」にまんまと騙されているかもしれません。
ダークパターンとは、ユーザーを欺くために作られたユーザーインターフェースのデザインのことです。
どのようなダークパターンが存在するのか、オンラインショップにおける主なダークパターンをいくつかご紹介します。
ユーザーが追加していないにもかかわらず、カートに商品が追加されているケース。
小額なもの(数百円)が多く、気づかずにそのまま決済してしまうことが多いです。
これを防ぐには決済ボタンをクリックする前に合計料金を内訳をしっかり確認することが重要です。
商品をカートに追加した時点では存在しなかった手数料などの追加料金が、決済直前に現れるケース。
こちらも上記のように小額なため気づかないことが多いです。
「この値段で買えるのはあと〇〇時間!」などといった期限を設けた表示でユーザーを焦らせ、購入に誘導するケース。
実際には期限が過ぎた後でも同じ値段で購入できるとこもあり、ユーザーを焦らすための嘘の表示と言えます。
「現在この商品を〇〇人が見ています」や「〇時間以内に〇〇人がこの商品を購入しました」などのメッセージを表示し、購入に誘導するケース。
購入を迷っている時など、他の人が同じ物を見ていたり、既に買ったと知ると、自分も買おうという心理状態になりがちですよね。
商品ページに「残りわずか!」や「残り1個!」と在庫の少なさが表示されているケース。
実際の在庫に関わらず、在庫の少なさをアピールし、ユーザーを焦らせることが目的です。
早く買わないと!と思いつい商品をカートに追加してしまいます。
デザイン(見た目)によってユーザーを特定の選択に誘導したり、逆に選択させないケース。
例えば、オプションを購入するかしないかを選ぶ場面において、「はい」のボタンは押しやすいように目立つ色にし、「いいえ」のボタンはあたかもクリックできないようにグレーにしてあることがあります。
オプションを購入する気がないにも関わらず、「いいえ」がクリックできないように思い、「はい」を選択するように誘導されてしまいます。