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2017.12.15Webマーケティング
2017年も残りわずかとなりましたが、Googleが医療や健康関連の検索結果に対してアルゴリズムの更新を実施したり、
検索エンジン最適化(SEO)スターターガイドを改訂したりなど、大きな動きがありました。
2018年に導入予定のモバイルファーストインデックスの前触れのような動きが多くあったように思います。
そこで、2017年12月にあったGoogleの検索アルゴリズムの更新や検索エンジン最適化スターターガイドの改訂などについて
ご紹介したいと思います。
Googleが2017年12月6日に、医療や健康関連の検索結果に対して、検索の品質を高めるための検索アルゴリズムの更新を
実施しました。
この検索アルゴリズムの更新は、日本独自の更新です。
昨年、DeNAが運営していた医療健康情報サイト「WELQ」の問題を機に、医療や健康に関する検索結果の品質について、
Googleも本格的に対応に乗り出していました。
今回の更新で、医療従事者や専門家、医療機関などから提供されるような信頼性が高い情報が表示されやすくなるように
調整したとのことです。
今回の検索アルゴリズムの更新は、大きな影響力を持っているようで、医療・健康に関連する検索の約60%に影響すると、
Googleが公表しています。
また、医療・健康関連のコンテンツの作成に対して、Googleから次のようなアドバイスも公表しています。
2017年12月12に、検索エンジン最適化(SEO)スターターガイドを7年ぶりに大改訂し、
最新の内容に更新したことをGoogleが公表しました。
Googleウェブマスター向け公式ブログ:検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイドを大幅に改訂しました
検索エンジン最適化(SEO)スターターガイドとは、検索エンジンに認識されやすいサイトを構築するために、
基本的なSEOの施策をGoogleが編集してまとめたガイドラインです。
SEOの初心者も上級者も、一読の価値があるガイドラインとなっています。
今回公開された新版と旧版での大きな違いの1つは、フォーマットです。
旧版のスターターガイドは、PDFで提供されてましたが、新版はヘルプページで内容が提供されるようになりました。
内容で一番大きく変更されたのは、「モバイルフレンドリー」に関する記述追加です。
Googleも、モバイル(スマートフォン)からの利用が主流になっていると明言しています。
2018年に導入予定の「モバイルファーストインデックス」のこともあり、モバイルの重要性を訴えているように思えます。
レスポンシブウェブデザインを推奨するという記載もあるため、レスポンスシブ対応したサイト運用は、
もはや必須といっても良いかもしれませんね。