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2016.11.15Webマーケティング
h1タグは、数多くあるHTMLタグの中の1つです。そのページの内容を定義するhタグの中で、最も高い階層にあたる大見出しタグとなります。検索エンジンがコンテンツの内容を把握する判断材料にします。
hタグの「h」は、「見出し」を意味する「heading」の頭文字を取っています。「h1~h6」までの6種類あり、数値が小さいほど重要度の高い見出しとして検索エンジンに認識されます。
HTMLへは、数値が小さい順番(h1→h2→h3…h6)に記述します。
h1タグは、キーワードを含めつつ、そのページの内容を簡潔に説明したテキストを記述する必要があります。タイトルタグと同様、前方にあるキーワードを重要視する傾向にあるため、h1タグの前方に対策キーワードを記述してください。
また、キーワードを過度に記述した不自然な文章を設置すると、検索エンジンからの評価を下げることに繋がるために注意が必要です。
h1タグには、特に文字数に制限はありません。しかし、h1タグの文字数が長いと、それだけキーワードの出現率が低くなるため、「30~50文字」程度が適切だと思います。
HTML5では、1つのページ内にh1タグを複数設置しても構造上では問題はありません。しかし、h1タグが複数あると、SEOの効果が分散すると言われているため、なるべく1ページに1つだけ設置するようにしてください。
また、h1タグにロゴ画像などを設置しているサイトが多くありますが、検索エンジンは画像の内容を認識することができないため、h1タグはテキストで設置することを推奨します。もし、ロゴ画像などにする場合は、「alt属性」を必ず設定してください。
h1タグに、タイトルタグと同じ内容を入れることに問題はありません。逆に、異なる内容になっても問題はありません。同じ内容でも異なる内容でも、SEOで有利・不利になることはありません。
タイトルタグは、検索結果のページ上などでそのページを外から見た人に向けて分かりやすく伝えるものであり、h1タグはそのページに訪れた人に今見ているページの内容を分かりやすく伝えるという違いがあります。それを意識して、h1タグの内容を記述してみてください。
h1タグは、SEOにおいてタイトルタグに次いで重要な役割を担います。ここで紹介した内容をしっかりと対策することで、上位表示へと繋がります。検索エンジンやユーザーにページの内容を分かりやすく伝えることを心掛けましょう。