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2020.02.10Webマーケティング
実際にその人物が、実在しているかのような、年齢、性別、居住地、職業、収入、趣味、興味、家族構成、生い立ちなどの詳細な情報を設定していきます。
これらの項目を設定していくと、具体的な人物像を手に入れることができ、ユーザーのことがより理解することができるようになります。
ペルソナ例
山田太郎
28歳男性
都内在住
営業職で外回りが多い
毎日1時間ほど残業する
ゴルフが趣味
独身、一人暮らし
ペルソナのニーズをイメージしながらサービス、製品等を考えることで、他のユーザーのニーズも満たすことにつながり、結果的にユーザー視点の精度を高めることにつながります。
そのため、ユーザの行動や心の動きに対して細かな理解を深められます。
ペルソナを使って一人の人物像を設定することで、担当者間で共通の人物像をイメージすることができます。認識がズレてしまうと無駄な作業が発生したり、スケジュールの遅れが発生してトラブルの元となります。
ペルソナを使うことで人物像が的確になれば、ユーザーの需要が明確化し、実際のユーザーの需要を満たすことになります。そうすることで本当に効果的なアイデアだけに絞ることができるため、作業時間の削減が可能です。
ペルソナを設定を想像や自分のイメージだけで行うと、リアリティが無くなります。
正確なペルソナを作成するためにも、インターネット上の情報を取り入れることが重要です。
また、インタビュー形式やオリエン形式で、ユーザーから直接意見をヒアリングする方法もあります。
ペルソナは一度設置すれば終わりというものではありません。
設定した人物像を思い出してもらうとわかると思いますが、ユーザーを取り巻く環境もWeb動向も、時間が経てば変わります。
お客様のニーズの変化などに合わせて、数多くの修正を繰り返して、ペルソナは完成します。
今回はペルソナをご紹介致しました。
今はユーザーニーズの多様化が進み、ペルソナ設定は簡単なのではありませんが、
しっかりペルソナ設定を行い、商品やサービスを届けたいユーザーにしっかりアプローチできるように対策をとることが大変重要です。