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2018.07.31Webマーケティング

GoogleアナリティクスのAI機能「アシスタント」

mew
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GoogleアナリティクスのAI機能

WEBサイトを制作し、成果分析のために「Google アナリティクス(GA)」を実装したけれど、
放置してしまっている、またはデータを眺めているだけで次のアクションにつながらない、
といったケースは多いのではないでしょうか。
「手間がかかる」「分からない」などの理由でGAを利活用できていない方のために、今回はGAのAI機能をご紹介します!

GAのAI機能、その名は「アシスタント」。
WEBサイトのアクセス状況をAIが分析し、その結果をテキストで表示してくれる、
スマホのGAアプリのみに提供された機能です。

現在は英語表記なので、英語がわからない人にとっては抵抗があるかもしれませんが、
Google翻訳アプリを使用すれば、読解できるはずです。
各項目でAIが分析しているのは、「分析データに潜んでいる契機や異常値を、
瞬時に浮き上がらせる最初のステップを自動化」したものです。
つまり、AIがデータから導き出した「注目すべきポイント」「まずは改善したほうがよい部分」を
Googleが示してくれているのです。

実際の分析結果

pic01

GoogleのAIがデータから導き出した改善案が、このように表示されます。
AIならではの機能は、各項目の「分析結果を表示」内にあります。
青字の「分析結果を表示」をタップすると、下写真のように、
改善する推奨方法や、なぜそういう数字を導き出したかを情報表示してくれます。

pic03

こちらの例を見てみましょう。
「6月にユーザーロイヤリティ率が増加しました」と見出しにあります。
「5月のサイト訪問者1,600人のうち、146人が6月に再びサイトを訪問している。
これは、5月に比べて6月はユーザーロイヤリティ率が18.69%も上がったということを意味している」と説明が続きます。

同画面の「Recommendations(推奨)」で、この結果をさらに良くしていくための施策をAIが導き出しています。
「ユーザーロイヤリティ率の増加に対して、新しいサイトの機能、商品戦略、マーケティング活動が、どのように貢献したかをよく考えましょう」と示されています。

AIは設定した目標やコンバージョンに向かってとことん突き詰める

上記は一例にすぎません。
「目標設定」や「Google Adwordsとの連携」、ECサイトであれば「カートとの連携」など、
GAの設定をきちんと行いデータを取得することで、
コンバージョンや目標に対していかに効率的に効果を出すか、AIが得意とする部分をより利活用できるようになります。

改善へつなげる行動は、人間の役割

AIがデータを分析してくれるからといって、改善に向け行動しないと本当の成果は得られません。
施策効果の判断や、有料広告の仕様改善、サイトのコンテンツ改善は自分たちで行う必要があります。
「サイト改善を行い、コンバージョンにつなげる」その繰り返しでデータを蓄積していけば、
AIは学習し、より良いアドバイスを出してくれるようになります。
データ分析に割く時間や費用をAIの力を借りてよりコンパクトにすることで、
人はよりクリエイティブな仕事に注力できるようになるのです。
GAアプリのアシスタント機能、使わない手はありません!

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